第13話  

心労でギョンファが倒れた。見舞いに訪れたウンソにギョンファは言う。悪いのは私たちだ。無理やり引き離して、忘れられない存在にしてしまった。ユン教授も言う。お前を忘れたことは片時もない。私たちと海外へ行って、もう一度やり直そう。駆け付けたジュンソは、行くなら僕も一緒だと遮る。激しく争う親子の姿にウンソの心は揺れる。私たちの幸せは、ほかの人の不幸の上にしか築けない。ユミが自殺未遂を起こした。ユミを見捨てられないジュンソは、ウンソと別れるしかないと自らに言い聞かせる。笑顔で2人を祝福したウンソは、テソクの客室係に復帰した直後、倒れてしまう。