第6話
ジュンソとウンソは思い出の海岸で劇的な再会を果たす。居合わせたテソクと婚約者ユミには、いとこだと説明する。2人の間に流れる複雑な感情。それはもはや兄妹のそれではない。ジュンソは、両親の帰国に備え、ユミを連れて昔の家の片づけに行く。テソクも誘ったが、昔のことを思い出すのはつらかろうとウンソには声をかけなかった。ウンソへの思いが募るテソクは、自分の気持ちをジュンソに打ち明けると言って、強引にウンソを連れていく。ウンソが帰りたくとも帰れなかったあの家に。思い出の食卓の前で、楽しかった日々が走馬灯のようにウンソの脳裏を駆け巡り、彼女は一瞬気を失う。