第4話  

akinodouwa_04.jpg ウンソを忘れられないユン家の人々は、その苦悩から逃れようと、アメリカ移住を決意する。ジュンソはウンソを海に誘い、自分の似顔絵入りのコップを渡して別れを告げる。独りじゃない、僕が一緒だ...。それから約十年の歳月が流れ、海辺の町を訪ね歩く若者の姿があった。ウンソを探し回るジュンソだった。大学の講師を勤めながら、故郷に近い束草の先輩のアトリエで絵の勉強をしようと、婚約者を連れて帰国したのだ。ウンソは束草のリゾートホテルで電話交換手をしていた。ホテルのオーナーの末っ子で、ジュンソの大学時代の親友テソクは、強引にウンソを自分専属の客室係に抜擢する。