4月14日 日米欧の金融政策と英国離脱後のEU
ゲスト:白井 さゆり(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
英国のメイ首相がEUからの離脱を通知した。このままいけば2年後には正式にEUを離脱することになる。
EU加盟国が離脱するのは1950年代に始まったヨーロッパ統合の歴史で初めてのことだ。英国のEU離脱でEUの弱体化は進むのか?それとも結束を保つのか、予断を許さない。
また米国ではFRBによる金融政策の出口戦略が加速してきた。またECB=欧州中央銀行も出口戦略へと向かっている。
一方日本の黒田日銀総裁が打ち出している金融政策は依然として出口が見えてこない。二手に分かれていく日米欧の金融政策の行方と世界経済について前・日銀審議委員の白井さゆり慶應義塾大学教授に聞く。