2月13日~17日
2月13日(月)
「党勢低迷 江田代表代行 民進党を斬る」
ゲスト:江田 憲司(民進党代表代行)、伊藤 惇夫(政治アナリスト)
共謀罪、南スーダンPKO、天下り、カジノ...。国会の争点は、未来の国の形を決める重要なものばかりだが、支持率低迷が続く民進党は、安倍政権にどう対峙するのか。
長時間労働規制や同一労働同一賃金など、与党との政策の違いが浮き彫りになっていない中、どのように戦うのか。夏の都議選では小池都知事との連携を模索しているが、民進党の浮揚策はみえてこない。民進党は野党第一党として飛躍できるのか。江田憲司代表代行に民進党の現状と今後について聞く。
2月14日(火)
「新農業 カギは農協自主性改革 林芳正元農相が語る」
ゲスト:林 芳正(元農林水産大臣 / 参議院議員)、三輪 泰史(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト)
昨年11月に政府・与党が取りまとめた「農業改革」が今年から始動する。改革の主軸は、農家の所得向上のため、肥料などの資材価格の引き下げや販売の効率化を進めることだ。その基礎づくりに奔走したのが自民党農林部会長の小泉進次郎氏。最終局面では農林族や農協の反発を受けたが、呑むところは呑み「負けて勝つ」として、引き続き全農改革を推進する態度を示した。
多額の予算をつぎ込みながら縮小の一途をたどってきた日本の農業。衰退を食い止め成長産業に転換できるのか。「攻めの農業」を掲げ、農業改革を後押しする林芳正元農水大臣に聞く。
2月15日(水)
「小池劇場、次なる一手は?」
ゲスト:若狭 勝(自由民主党衆議院議員)、佐々木 信夫(中央大学 経済学部教授)
"代理選挙"と言われた千代田区長選挙でトリプルスコアの大差をつけて圧勝した小池百合子都知事。次なるターゲットは、もちろん東京都議選挙だ。
都民ファーストの会から60人を超える候補者を立て、一気に議会の過半数を目指すという。そのためにも、石原元都知事を参考人招致し、豊洲問題に迫る。そこで何が語られるのか?
また、一方で、懸念もある。去年作ったばかりの政治塾で、都議にふさわしい候補者を集められるのか?自民党や民進党からの鞍替え議員ばかりになるのではないか?また、いまだ自民党員である小池都知事。このままの状態で自民党と対決し続けてよいのだろうか?小池都知事の最側近・若狭勝自民党議員に語ってもらう。
2月16日(木)
「ミナトのミライ ヨコハマ文化論」
ゲスト:林 文子(横浜市長)、北原 照久(ブリキのおもちゃ博物館 館長)
異国情緒漂う港町・横浜。この街は、「海の玄関口」として長い歴史の中で、様々な国や地域と交流をしながら、独自の文化を育んできた。
絵画、音楽、建造物...それぞれの分野の最先端で活躍するクリエーターたちも多く輩出。その秘密は、いったいどこにあるのか?
そして、2020年に向けて動き出す、ミナトのミライを変えるプロジェクトの数々...国内だけにとどまらず、ワールドワイドに情報を発信し続ける横浜の更なる進化に迫る。
2月17日(金)
「プーチン大統領の狙いと日米露の行方」
ゲスト:下斗米 伸夫(法政大学法学部教授)
昨年12月、日本を訪れたロシアのプーチン大統領。日露首脳会談で北方領土問題に大きな進展はなかった。今後、日露関係はどこへ向かうのだろうか?
またアメリカのトランプ大統領はロシアとの関係を見直すことを明言している。今後の米露関係はどうなるのか?
クリミア問題でG8を外され外交的に追い詰められている中、ロシアは今後どのような動きを見せるのか?プーチン大統領が放つ次の一手とはなにか?
ロシア研究の第一人者、法政大学の下斗米伸夫教授に聞く。