1月9日~13日

1月9日(月)
「新成人ミライは何色?ニッポン未来予想図」

ゲスト:永濱 利廣(株式会社第一生命経済研究所首席エコノミスト)、内野 雅一(帝京平成大学教授 元週刊エコノミスト編集長)

今年の新成人は120万人。1996年から97年にかけて生まれた新成人は、誕生後すぐに21世紀を迎え、幼いころからパソコンやインターネットなどデジタル環境になじんできた。消費欲の少ない新成人世代の10年後、20年後、そして老後は?就職、結婚、子育てなど、さまざまな局面で、日本は、どのような状況になり、その時、新成人は、どのような暮らしを送るのか。また新成人が支えていく高齢者の生活はどうなるのか。「ニッポンの未来予想図」について、専門家と共に考える。


1月10日(火)
「仏独蘭 右傾化欧州選挙混迷か 日本経済へ与える影響」

ゲスト:細谷 雄一(慶應義塾大学 教授)、伊藤 さゆり(ニッセイ基礎研究所 上席研究員)

「選挙イヤー」を迎える欧州。3月のオランダ総選挙を皮切りに、フランスでは大統領選、ドイツでは秋に総選挙が控える。欧州連合(EU)からの離脱を決めたイギリスや、トランプ氏が大統領選で勝利したアメリカと同様に、反グローバリズムや移民排斥を訴える右傾化の流れが強まる可能性が指摘される。
ポピュリズムの風は一段と吹き荒れるのか。民意はどこに向かうのか。3月末までにEUと離脱交渉を始めるイギリスの最新動向。そして、日本経済に与える影響について、第一線の専門家が「激動の欧州」を読み解く。


1月11日(水)
「2017年 増すのか?『イスラム国』の脅威」

ゲスト:黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)

イスラム過激派組織『IS』がイスラム国家樹立を一方的に宣言したのは2014年6月のこと。当初、その残虐ぶりが注目されたが、2年半が経ち、今では世界各地で『IS』を名乗るテロが頻発している。日本人にとっては遠い中東での出来事のようだが、その脅威とどう向き合うべきなのか?
トランプ新大統領、プーチン・ロシア大統領、そして、イスラム国の奴隷とされた女性の話から『IS』を考える。
2017年、その脅威は日本にとっても身近なものになるかもしれない!?


1月12日(木)
「"トランプ氏に会った"日本人が語る新大統領との付き合い方」

ゲスト:植山 周一郎(経営コンサルタント / 一橋大学非常勤講師)、山口 正洋〈経済金融評論家)

1月20日アメリカ新大統領にドナルド・トランプ氏が就任する。当選直後、安倍総理はいち早く渡米、90分間会談を行った。その直後トランプ氏を「信頼できる指導者と確信」と語った。果たして安倍総理が抱いた印象は正しいのか。
今回の放送では実際にトランプ氏を取材したことのある数少ない日本人・植山周一郎氏と、日本への投資を相談された経験のある山口正洋氏にその実像をじっくり伺い、ビジネスマンとして、新大統領として今後の日本がどう付き合っていくべきなのかを考える。


1月13日(金)
「国際平和都市・広島県知事の挑戦」

ゲスト:湯﨑 英彦(広島県知事)

カープの優勝、オバマ大統領の平和記念公園訪問など昨年は広島が大きな注目を浴びた年であった。その広島県の湯﨑英彦(ゆさき・ひでひこ)知事を迎え、国際平和都市・広島県が、今後取り組んでいこうとしている事業や活動などについて聞く。
湯﨑知事は2009年に初当選を果たし、現在は2期目を迎えている。もともと当時の通産省に入省した官僚だったが、スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得。35歳の時に官僚を退任し、IT企業を設立、上場も果たした。その後、44歳の時に会社を辞め、広島県知事に就任したという異色の経歴を持つ。
官僚からIT企業経営者、そして県知事へと転身していった理由なども聞く。