第34回  三波春夫 三山ひろしが受け継ぐ"長編歌謡浪曲"

ゲスト:三山ひろし(歌手)、三波美夕紀(長女)、久米大作(作曲・編曲家)

anostar_34.jpg 「お客様は神様です」のキャッチフレーズでおなじみ国民的歌手・三波春夫さん。「東京五輪音頭」や「世界の国からこんにちは」などの歌で昭和の高度成長期を生きた人々に勇気と元気を与えてくれました。
新たな音楽を常に開拓し続けた三波春夫さん。今回は浪曲と歌謡曲を融合させた「長編歌謡浪曲」の世界に迫ります。元禄15年12月14日に起きた赤穂浪士の討ち入りを題材とした「俵星玄蕃」は代表作。三波さんを尊敬し、憧れているという演歌界のニュースター三山ひろしさんが「俵星玄蕃」をスタジオで披露します。徹底的に所作を研究した三山さんの迫力ある歌唱をお楽しみください。
また長女の三波美夕紀さんは父が残した数多くの音楽に感謝の気持ちを、そして三波さんを先生と呼ぶ編曲家久米大作さんは、自らが携わった長編歌謡浪曲の集大成「平家物語」制作秘話を語ります。