第50話 射殺命令
監督:渡辺拓也 / 脚本:佐治乾、熊谷禄朗
ゲスト:青木卓、睦五郎、地井武男、片岡五郎、草薙良一、篠田薫
原宿の銃砲店が襲われた。押し入った男は店員と客を人質に取り、ろう城した。犯人は逆上し、ヘタに手出しができない。そんな危険な状態にありながら、宮本は丸腰での話し合いを申し出る。犯人の吉田次郎(青木)は、法務大臣に掛け合い、逮捕された兄・辰夫(地井)を釈放する旨要求。それを聞いた宮本は、警察が手出しをしない代わりに人質に手を出さぬよう言い聞かせて一時退いた。その辰夫は丸山が逮捕し、今は渋谷病院で治療中だった。そして黒岩らは、次郎が覚醒剤中毒であること、彼らが幼い頃、軍用機の墜落で母親を喪っていたことなどを知る。宮本は辰夫に次郎の説得を頼むが......。