第52回  関ヶ原の命運を分けた『ガラシャの死』

Kochizu_52.jpg 今回のテーマは、「細川ガラシャとキリシタン」

▼ひも解く歴史の謎
①キリシタン大名「誕生の裏側」
②ガラシャの死が「関ヶ原」を逆転させた?
③「大坂の陣」とキリシタン弾圧の関係

世界に名を残す戦国時代の女性、細川ガラシャ。豊臣秀吉の死後、徳川家康と対抗する石田三成は、家康側につく細川忠興の正室であるガラシャを人質に取ろうと屋敷を取り囲みます。
しかし、それを拒絶したガラシャは自ら死を選びます。そのことが、関ヶ原の戦いの勝敗に大きく影響していました。キリシタン・細川ガラシャの生涯とは。
そして、数多く生まれたキリシタン大名の信仰心以外の目的とは。
さらに、家康によるキリシタン弾圧と大坂の陣の関係とは。
古地図を片手に、歌舞伎俳優・尾上松也と中村隼人が謎をひも解きます。

古地図案内人:本郷和人(東京大学史料編纂所教授)