第47回  関ヶ原『真田家分裂』妻達の決断

今回のテーマは、「真田家分裂」!

▼ひも解く歴史の謎
①分裂は「犬伏の別れ」以前に決まっていた!
②兄弟直接対決を防いだ昌幸の奇策
③豊臣秀次の娘と信繁の間には子どもがいた!?」

Kochizu_47.jpg 豊臣秀吉の死後、徳川家康と石田三成の対立により情勢は不安定になり、いよいよ東軍と西軍の戦いが始まろうとしていました。
真田昌幸のもとには三成からの西軍参加要請が。昌幸が石田方につく決意を息子たちに打ち明けると、弟・信繁は即座に賛同。
兄・信幸は難色を示し、父子は別々の道を歩むことになる・・・。
これは「犬伏の別れ」として知られています。しかし、実際には「犬伏の別れ」以前に分裂が決まっていました。
大谷吉継が昌幸にあてた手紙には、その真実が隠されていました。
さらに、関ヶ原の戦いの裏で起こった第二次上田合戦での兄弟直接対決を防いだ昌幸の奇策、関白・豊臣秀次の娘と信繁の間に生まれた子どもの秘話、真田家の運命を左右する信幸の妻・小松姫の実像にも迫ります。

古地図案内人:平山優(歴史学者)、和根崎剛(上田市教育委員会)