第46話  半身の仙霊

如沁を焦冥に変えられてしまった蘭生は、姉と琴川の民の敵を討つため、少恭と戦うことを決意する。一方、屠蘇と晴雪は、少恭の真の狙いを確かめるため、幽都に戻り創造神である女媧を召喚する。女媧から焚寂剣が生まれたいきさつを聞いた屠蘇は、自分の体に太子長琴の仙霊の半分が注入されており、残り半分の仙霊が欧陽少恭だという事実を知る。半身の仙霊である欧陽少恭は、もう半分の仙霊を長年捜し続けていたのだ。屠蘇は女媧に少恭の暴走を阻止する策を求めるのだったが...。