照美さんの絵画は"クロウトはだし"というより"クロウト"。独特の浮遊感のある作品、照美さんらしいウィットのある作品、そして昭和30年代の夕焼けをバックにした少年時代を描いた作品群など、見ていると時間のたつのを忘れます。
今回の個展のタイトル「走馬看花」。本来は中国の故事で「走る馬の上からでは花を見落とす」⇒「あわただしいと理解が浅い」という意味ですが、照美さんはこれを逆説にとらえて「走る馬からでも花を観察する」⇒「忙しくても物事の本質を見てゆく」ことを心がけているそうです。
絵画のモチーフや構図に、照美さんの「走馬看花」が見られます。
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