JAL×ビック×イオン3社協業の取材で、少しまじめに考えてみた
本日、JAL×ビックカメラ×イオンの3社による協業により、4月上旬から新しいカードを発行することが、東京・有楽町のビックカメラ有楽町店の店頭で発表されました。
例によって、BS11の報道陣も取材に訪れた訳ですが、JALの新社長による新体制下での
話題ということもあり、多くの報道陣が来場していました。
そして、発表されたのが、この「ビックカメラJMB WAONカード」。
「JMB WAONカード」と「ビックポイントカード」が一つになったカードです。
これにより、ビックカメラの店舗で商品を購入した場合、ビックポイントかJALマイルのどちらかを
選んで貯めることが出来る(※1)ほか、WAONで支払いをした場合、ビックポイントかマイルの
どちらかに加え、さらにJALマイルをも貯めることが出来るとのことです。(※2)
そして、JALマイルと、ビックポイントのポイント相互交換も可能とのこと。(※3)
※1 JALマイルの場合、10ビックポイントあたり、3マイル
※2 税込200円につき、1マイル
※3 10,000マイル→10,000ビックポイント、4,000ビックポイント→1,000マイル
(年2回、20,000マイルまで)
「各企業のポイント制度において、直接JALのマイルを貯めることが出来るようにするのは、
当社にとって初めてです。」とJAL植木社長のコメント。
JAL再建最終章へ向けての意気込みを感じますね。
「新しくビジネス層をターゲットにWAONを使っていただく。」とイオン村井社長。
「これを機に新しいお客様に利用して頂きたい。」とビックカメラ宮嶋社長。
うーん、個人的には、JALには頑張って欲しいものです。
ところで、いつもはオチャラケたレポートばかりですが、今回はちょっとまじめに考察してみようかと。
でも、難しいことはTVのニュースや新聞など専門の方にお任せで!
(それでいいのか? いや、いいんです。)
ということで、今回のそれぞれのメリットを考えてみました。
①JAL側
マイルを貯めることに熱狂的な「マイラー」から見れば、なかなか溜まりにくいマイルを貯める場所が広がった。
また、マイルの交換先を広げることにより、マイルの価値を高めることが出来る。
②イオン側
電子マネーWAONがさらに利用しやすくなるとともに、新規顧客が見込める。
③ビック側
マイルが直接貯められるということで、ビックのヘビーユーザー以外の方もお買いものしやすい
環境になり、新規顧客の開拓が可能になった。
また、JAL同様、ポイントの交換先を広げることにより、ポイントの価値を高めることが出来る。
まとめると、3社ともに、消費者への利便性の向上、ポイント価値の向上、そして企業価値の向上に繋がるという訳です。
(まあ、それぞれお互いにメリットが無ければやらないので、当たり前ちゃ当たり前ですが。)
何はともあれ、我々消費者とってはお得なカードには違いないので、このカード使ってみる価値はありそうです。
(個人的には、マイルもビックポイントも同時に貯まるようにしてほしかった。。。)
カード自体は、3/3(土)より、ビックカメラ各店にて、申込み受け付け開始とのこと。
詳しくは、お近くのビックカメラへお問い合わせしてみてください。
3社長そろい踏みのフォトセッション
特大カードを手にしての記念撮影
くす玉割りも行ってました。
会見後は店頭にて、来店したお客様にカードの資料を配っていました。