ニンテンドー3DSを体験してきました
『幕張メッセでニンテンドー3DSの体験会が開かれます』とのニュースレターを読み、
早速行ってきました。
裸眼視の立体映像は、東芝グラスレス3Dレグザで体験済みなのですが、
ゲーム画面では初体験です。
3D映画等の映像は、当然流れている映像を観るのみですが、
ゲームの場合は、3Dのキャラクターを自分で動かすことができます。
否が応にも期待が膨らみます。
会場に到着し、まず列に並んだのがメタルギア ソリッド スネークイーターという、
敵に見つからないように隠れながら進むゲームです。
出展版は残念ながらキャラクターを操作できず、デモ映像のみ流れるバージョンですが
カメラ(視点)のみ、ある程度動かすことが可能なので、色々とアングルを変えて
デモ映像を見ました。
ジャングルで匍匐(ほふく)前進すると、草が次々と目の前に迫ってきたり、
蜂が飛んでくると、ちゃんとキャラクターより手前に浮き上がって表示され、
より表現のリアルさが増しています。
デモ版でなく、自分でキャラクターを動かせるプレイアブル版を早く触ってみたいところです。
次に体験したのはバイオハザード リベレーションズです。
人をゾンビ化させるウィルスが漏れてしまい、その場から脱出するゲームなのですが、
このゲームは映像の3D表現だけではなく、音の3D表現にもこだわっているのを感じました。
体験会ではヘッドフォンを装着して試遊するのですが、キャラクターを動かしていると、
突然左斜め前方から悲鳴が聞こえて...。その方向へ向かうも、行き止まりに。
引き返そうとすると、突然右手のガラスが激しい音を立てて割れ、カラスの大群が! と、
このゲームはホラーをテーマにしていますが、音まで立体的になっているのには脱帽です。
夜、誰もいない場所で背後から物音がしたら、思わず振り向いてしまいますよね?
その感覚に似ています。
当然、映像は立体ですので、銃を撃てども撃てども、ゾンビがゆっくり迫ってくるところは
より恐怖も倍増です。
さて、この頃になると会場も人が増し、どのブースも30分ほど並ぶのが当たり前という状況に。
改めて人気と期待が伺えます。
続けて、リッジレーサー3Dというレースゲームを試遊しました。
今までは画面の流れも緩やかでしたが、今回はレースゲームですので
展開がハイスピードです。
文章では表現が難しいのですが、コースを走っていると背景の看板やビル郡が
奥から手前に次々と流れてゆきます。
当たり前の表現といえば当たり前なのですが、操縦する車のスピードも速いため、
文字通りビュンビュンと流れてゆきます。
慣れないうちは3Dの感度を下げないと、3D酔いしてしまうかもしれません。
実際、酔ってしまいました...。
最後はARゲームズというニンテンドー3DS本体に内臓されているゲームです。
写真撮影が禁止でしたので写真はありませんが、こちらのページをご覧下さい。
ARカードというUNOに似たカードをニンテンドー3DSに内臓されているカメラで写すと、
なんとモニターから突然箱が現れて、その箱の中から射的の的が。
当然、目の前に置かれた現実のカードは何ともありません。
的は箱の側面にもあるので、体ごとニンテンドー3DSを傾け、的が正面にくるように
動く必要があります。
これはジャイロという物体の角度や角速度を検出する計測器が内臓されているためで、
とても新鮮な体験です。
そうして箱の的を撃っていると、突然カードがテーブルに吸い込まれるかのように、ぐにゅっと
内側から摘まれると、反動をつけて中からドラゴンが現れました。(この演出が絶妙です)
ドラゴンの口の中に的があるのですが、口から炎を吐いてくるので、先程のように
ニンテンドー3DSごと、体を右に動かしたり左に動かしたりと忙しいのですが
これがまた楽しい! 傍で見ると、エアギターならぬエアフィッシングをしているように
見られるかもしれませんが、これだけでも充分遊べるぐらい革命的な3D体験だと思います。
3Dは本当に奥が深いですね。
ニンテンドー3DSは来月末に発売予定ですが、購入したら周りの人に体験させようと思っています。
今から反応が楽しみです。