ナレーション収録
先日、「タヒチ・ルルツ島 親子ザトウクジラを守る入り江(3D放送)」(「タヒチ・ルルツ島 親子ザトウクジラと出逢う海 3D撮影プロジェクトを追って」)
のナレーション撮りが行われました。
下の写真は収録現場です。ここからナレーション撮りのブースに指示を出したり、
収録した音声を映像とシンクロさせたりします。
ナレーション担当は皆さんご存知、森本レオさんです。
誰しも一度は聞いた事のある声ではないでしょうか。
上の写真の部屋のすぐ隣に収録ブースが設置されていて、
内部は下の写真のようになっています。
ラジオのDJブースを連想するかもしれませんね。
この写真を撮っている時も、
「あ、それ、どこのメーカーのカメラなんですか? 最近のカメラは凄いよねえ」と
終始にこやかな森本さんです。
いざ、収録が始まり、森本さんの声が画面に映し出された映像とシンクロすると...
ただ声をあてている、という感じは全くしなくて、ふっと静かに、そして温かい...
うまく説明できないのですが、命が吹きこまれたような、そんな感じがしました。
驚いたのは、台詞を読み終わって、スタッフから
「OKです。バッチリでした」
と言われても、森本さんから
「うーん、ごめんなさい、もう一回やらせてください」
というのが何度もありまして、自分の中の完璧を目指す姿勢に感動です。
また、もっと驚いたのは、休憩なしで五時間ぐらい収録が続いたのにも関わらず、
やっとの休憩でも喜田さんと談笑している姿です。
疲れた顔は一切見せず、終始笑顔で冗談を言ったり、笑わせたり。
勿論、休憩後に再び収録が始まった時も
「ううーん、ここはもうちょっと速く言い切りたいから、もう一度お願いします」
と、完璧姿勢を貫き、ただただ脱帽です。
その後、無事収録も終わり、今度は別のスタジオへ移動して
実際にタヒチ・ルルツの3D映像版をご覧いただきました。
上の写真は試写の様子です。
このスタジオは通常(2D)のスクリーンは白いのですが、3D用の銀色のスクリーンが
ありまして、スイッチでガーッと降りてくる仕掛けになっています。
早速映像が流れると森本さんが
「うわぁーっ、こりゃすごい!」
と、開口一番。
その後も「すごい!」を連発していた森本さんは、とてもご満悦でした。
そんな「タヒチ・ルルツ島 親子ザトウクジラを守る入り江(※3D放送)」(「タヒチ・ルルツ島 ザトウクジラと出逢う海 3D撮影プロジェクトを追って(※2D放送)」)
は、もう間もなく放送されますので、ご期待下さい。
2D版でも楽しめますが、3D版は、もっと楽しめます。
思わず、タヒチ・ルルツへ行きたくなる事、間違いなし!