第5回  伊達政宗&前田利家 戦乱を生き抜いた武将の知略

戦乱を生き抜いた武将、伊達政宗と前田利家の知略に迫る。

一人目は戦国時代、天下取りの野望をたぎらせた独眼竜・伊達政宗。彼は生まれてくるのが30年遅かったと言われている。若干23歳で東北の覇者となったとき、既に天下は豊臣の手中に収まらんとしていた。さらに徳川が江戸幕府を開くと、時代は泰平の世へと変わる。政宗が仙台の地に城を構えたのは丁度この頃。平和な世の中にはおよそ相応しくない実戦向きの山城、堅固な城下町、そして遠くローマに派遣した使節団...政宗は野望を最期まで捨てず、虎視眈々と天下を狙い続けていた。美しい仙台の町で政宗が抱いた大いなる野望を追う。
二人目は江戸時代に百万石を誇った加賀藩の礎を築いた藩祖、前田利家。若き日は織田信長のもとで戦に明け暮れ、のちに天下人となる豊臣秀吉から最も信頼された武将として知られる。10歳年下の妻・まつに支えられ、土豪の子の身分から稀代の名将にまで利家はいかにして上り詰めたのか?今回は、約290年に渡って繁栄し、前田家14代の居城となった金沢城を始め、利家ゆかりの品々が残る「尾山神社」や前田家の菩提寺の一つ「桃雲寺」などを"利家とまつの逸話"ともに辿る。また、前田家が造り上げた日本三名園の一つ「兼六園」や江戸時代の面影が残る「長町武家屋敷」、今でも芸者さんが歩く花街「ひがし茶屋街」など加賀百万石が生み出した風光明媚な城下町の魅力にとことん迫る。