第43話  

sand_43.jpg 人参を安値で購入するために談合を続ける清国の商人たちに対して、サンオクは最高級である紅参の価値を知らしめるため、価格をさらに値上げし160両にするが誰も購入してくれない。薬材市も最終日が近づき、さすがのサンオクも困り果てた頃、山寺の和尚から絶体絶命の時に見なさいといわれていた紙を取り出す。そこには「死」と書いてあり、サンオクはその字を見て、ある事をひらめく。