3月19日~23日

3月19日(月)
「地方からの活力!日本を元気にする方法とは?」

ゲスト:仁坂 吉伸(和歌山県知事)

2015年、地方創生相に石破茂氏が就任以来、地方創生は安倍内閣の重要課題だった。しかし、実際には人口減少の中で、ますます東京への一極集中が進み、格差は開くばかり。そんな中、国の施策を待っていられないと地方は独自に活力ある地域づくりに取り組んでいる。例えば、和歌山県の場合、世界遺産やパンダなど数々の観光資源を生かし、この6年で外国人観光客は6倍にも増えた。さらに、成長するための秘策とは?国に頼ってばかりはいられない!地方から日本を元気にする方法を考える。


3月20日(火)
「九州で一番輝く起業家 "九州未来アワード"大賞は?」

ゲスト:米倉 誠一郎(法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授)、永原 一佳(HALVOホールディングス 専務)

ビジネスで九州の魅力を世界に発信! 今年で4年目を迎える公募型「九州未来アワード」。九州の素材や環境を活かし、新事業に取り組む起業家・事業者が表彰される。
今年は、「小型衛星によるリアルタイム観測サービス」「有田焼の新商品開発」「炭酸氷の開発と販売」「新たな聴診器開発」「運転評価システム事業」「火山灰利用の汚水処理事業」と、創造性豊かな6事業がファイナリストに選出された。はたして大賞の栄冠は? 受賞者をスタジオに招き、新事業を生み出した背景や今後の展望を聞く。
また、「九州発・地方創生」の取り組みを事業として確立させ、国内・世界展開にどう結びつけていくのかを、「新たな価値の創造」を論じる第一人者・米倉誠一郎氏が解説する。


3月21日(水)
「ご用心 突然死があなたを襲う」

ゲスト:池谷 敏郎(医学博士 池谷医院院長)、松井 宏夫(医学ジャーナリスト 東邦大学医学部客員教授)

俳優の大杉漣さんが、先月、急性心不全で亡くなった。享年66。前日までロケに参加するほど元気だったというが、その後、体調が急変しての「突然死」だった。突然死の多くは「心筋梗塞」や「脳卒中」といった"血管の病気"だ。40歳以上であれば誰でも、いつ突然死に襲われても不思議はないという。また、命を取りとめた場合でも、重い障害が残るリスクが高い。そのシグナルはあるのか?予防のための「運動」や「食事」は?突然死を防ぐ生活習慣や健康法を専門医に聞く。


3月22日(木)
「外国人依存列島ニッポン」

ゲスト:鈴木 江理子(国士舘大学文学部 教授)、竹内 幸一(グローバルパワー代表)

超高齢化、超少子化時代を迎え、100年後には総人口が現在の半分になると言われている日本にとって、最大の問題の一つは「労働力」の確保。好むと好まざるとに関わらず、日本は海外からの労働力を受け入れざるを得ない状況になっている。現状でも「日本人が嫌がるあらゆる職種」は、すべて外国人によって支えられていると言っても過言ではない。現在、日本の平均有効求人倍率は約1.5だが、「日本人が嫌がる職種」に限って有効求人倍率を調べると、その数は10を超える。
外国人依存列島ともいえる日本において、外国人労働力と共存していくにはどうすればいいのか?この問題に詳しい国士館大学の鈴木江理子教授と、外国人人材を日本企業に紹介する会社を14年以上経営している、グローバルパワー社の竹内幸一氏に聞く。


3月23日(金)
「米朝首脳会談の行方」

ゲスト:辺 真一(コリア・レポート編集長)、渡部 恒雄(笹川平和財団上席研究員)

韓国の文在寅大統領による北朝鮮外交の結果、4月に3度目となる南北首脳会談が板門店で行われることになった。さらにアメリカのトランプ大統領が北朝鮮の金正恩委員長と会談する意向を示した。これまでかたくなで強硬な態度を取り続けてきた北朝鮮の金正恩委員長がここへ来て急に対話を求めてきた理由はなにか?また米朝首脳会談の成果はあるのか?コリア・レポート編集長の辺真一氏と、アメリカウォッチャーの渡部恒雄氏に聞く。