12月25日~29日

12月25日(月)
「総決算!2017年スポーツ界」

ゲスト:松井 一晃(Sports Graphic Number 編集長)、生島 淳(スポーツジャーナリスト)

今年のスポーツ界は若手が世界レベルへの飛躍を見せた1年だった。
陸上では桐生祥秀が100mで9秒98の日本新記録。スピードスケートの小平奈緒はW杯女子1000mで世界新記録。他、野球界でも二刀流・大谷翔平の米大リーグ移籍が話題に。フィギュアスケート・羽生結弦はケガに泣いたが、再起を賭けての調整に余念がない。
一方、フィギュアスケートの浅田真央やゴルフの宮里藍らの引退は、一つの時代が終わったかの感もある。2017年、記録と共に記憶に残ったスポーツシーンの数々を振り返る。


12月26日(火)
「丹羽宇一郎氏が斬る! 核戦争危機の国際情勢」

ゲスト:丹羽 宇一郎(伊藤忠商事名誉理事 / 元中国大使)

今年は世界の混迷が深まった1年だった。核・ミサイル開発で強硬姿勢を続けた北朝鮮。難民危機と極右政党に揺れた欧州。中国・ロシアに象徴される権威主義の攻勢。そして、トランプ米大統領の扇動的な発言は、絶えず世界の火種になった。安倍首相は「日米は100%ともにある」と蜜月ぶりを演出し、武器購入に励む。この状況に、「外国と対立すると、国民は強硬論を好む傾向にある」と警鐘を鳴らすのが、元中国大使の丹羽宇一郎氏だ。いま求められる外交力とは何か。今年の国際情勢を振り返り、2018年を展望する。


12月27日(水)
「森田実の言わねば年が越せぬ!2017年『永田町』を振り返る」

ゲスト:森田 実(政治評論家)

2017年、激動の永田町を政治評論家森田実氏が今年のキーワードで振り返る!永田町や霞が関に蔓延した「忖度(そんたく)」が流行語大賞に選ばれるなど2017年は政治不信の一年となった。委員会採決を省略し強引に成立した「テロ等準備罪」に見る国会の在り方とは?疑惑が消えない「モリカケ問題」は棚上げ?民進党分裂、新党乱立...多弱化した野党に未来はあるのか?2018年の政局を大胆予想!憲法9条改正なるか?来年9月の自民党総裁選を控え安倍首相の心中とは?


12月28日(木)
「2017年総決算 株価高騰の1年を検証」

ゲスト:武者 陵司(武者リサーチ 代表)、大槻 奈那(マネックス証券 チーフアナリスト)

史上最高値更新中の世界株高などの追い風を受け、2017年の日経平均株価は空前の16連騰を達成するなど、この1年でおよそ4000円も上昇。さらに、庶民には好況の実感がないままであるにもかかわらず、労働需給もひっ迫の様相を示し始めた。なだらかながら、いざなぎ景気を超えたという今回の局面は、一体、いつまで続くのか?2人のアナリストを招き、2017年の株価上昇のわけを探り、さらに2018年はどのような局面へと突入することになるのか、徹底検証する。


12月29日(金)
「2018年の世界政治を読む」

ゲスト:渡部 恒雄(笹川平和財団上席研究員)、柯 隆(富士通総研主席研究員)

アメリカのトランプ大統領就任で始まった2017年。その後のシリアミサイル攻撃やTPPやパリ協定からの離脱、そして年末にはイスラエルのエルサレム大使館移設問題など次々と世界中に衝撃を与え続けたトランプ大統領。また北朝鮮問題の鍵を握っていると見られる、2期目に入り盤石な体制を築いたと見られる中国の習近平国家主席。米中2か国は来年どのような動きを見せるのか?それに対して日本の安倍政権はどのような姿勢で対峙していくのか?アメリカウォッチャーの渡部恒雄笹川平和財団上席研究員と中国の専門家・柯隆富士通総研主席研究員に聞く。