第29回  第二十五番札所 播州清水寺(兵庫)

saikoku33_29.jpg 西国三十三所、第二十五番札所・播州清水寺。六百二十七年、推古天皇の勅願で根本中堂が、七百二十五年には聖武天皇により大講堂が建立された、長い歴史を持つ観音霊場です。本堂は根本中堂ですが、西国三十三所の札所は大講堂で、札所本尊は十一面千手観世音菩薩。またこの地は地蔵信仰の聖地であったことが知られ、左の脇侍が地蔵菩薩という珍しい並びとなっています。また境内では四季折々の花を楽しめたり、播磨灘を一望できる高台などもあります。