第27回  第二十三番札所 勝尾寺(大阪)

saikoku33_27.jpg 西国三十三所、第二十三番札所・勝尾寺(かつおうじ)。平安時代から勝運信仰の寺として名高く、今も境内はその御利益があらわされた"勝ちダルマ"で溢れています。本尊は十一面千手観世音菩薩で、観音縁日として厨子が開かれる毎月十八日に参拝することができ、多くの寺で観音縁日が十八日に定められたのは、ここが発祥とされます。また本堂東側の山腹には、浄土宗の開祖である法然上人が最後の修行の地として過ごした二階堂などがあります。