10月9日~13日

10月9日(月)
「楽して続けて生涯現役 簡単!深層筋の鍛え方」

ゲスト:田中ウルヴェ京(メンタルトレーニング上級指導士)、白澤 卓二(お茶の水健康長寿クリニック院長)

高齢化時代、シニア世代のスポーツ熱が高まっている。しかし、平均寿命が過去最高を更新する一方、「健康で生きられる期間」とされる健康寿命との差は、男性が約9年、女性が約12年と大きい。
⼈⽣最後の10年を病気に悩まされることなく生活したいと願う人々に注目されているのが「生涯スポーツ」だ。番組では実際にウォーキングなどをしているシニア世代の声を聞きつつ、スポーツがもたらす効果や、手軽にできる運動を五輪メダリストが解説する。


10月10日(火)
「混乱分裂の衆院選展望 情勢&注目選挙区は?」

ゲスト:与良 正男(毎日新聞 専門編集委員)、岩渕 美克(日本大学 法学部教授)

10日、衆院選が公示。今回から定数が10削減され、戦後最少の計465議席をめぐる争いになる。新党が次々立ち上がるなか、選挙戦は「自民・公明」「希望の党・日本維新の会」「立憲民主・共産・社民」の3極が争う構図に。安倍首相の5年間の政権運営の是非や首相がめざす憲法改正へのスタンスも論戦の焦点となりそうだ。
波乱の衆院選は、今後の政局にどう影響を与えるのか。注目選挙区にも焦点をあて、22日の投開票に向けた各党の戦いと舞台裏を聞く。


10月11日(水)
「言ったもん勝ち!?選挙における公約とは?」

ゲスト:森田 実(政治評論家)

来たる衆院選を前に「希望の党」・「立憲民主党」と立て続けに新党が結成され、民進党は合流・分裂と、まさに乱立状態の「政党」。各党は選挙目当てに急ごしらえの「公約」を掲げ政策論争を展開。「マニフェスト」という言葉はどこへいった?我々有権者は「公約」を鵜呑みにしていいのだろうか?過去の「マニフェスト破り」を振り返るとともに、公約から選挙の在り方を考える。


10月12日(木)
「衆院選 『選挙難民』にならないために」

ゲスト:金井 辰樹(東京新聞 政治部部長)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)

「大義なき解散」で始まった国会解散と衆議院総選挙。「自公連立体制」対「野党」の政権選択という対決構造にあって、野党の勢力図も日々集合離散を繰り返す混沌とした選挙情勢になった。与党ばかりでなく主力野党勢力にも「大義」は認められず、勢力の拡大と議員が自らの保身に奔走している状況に、有権者はカオスの中に放り込まれ、何を信じていいのかわからない状況になっている。投票先がなく、このままでは「選挙難民」になってしまうと危惧する有権者の声もSNSを中心に高まっている。公示を終え出揃った各党の公約・マニフェストから透けて見える各党の思惑と、「選挙難民」にならないために公約・マニフェストの読み解き方を2人の政治問題専門家が解説する。


10月13日(金)
「中国習近平国家主席・本当の狙い」

ゲスト:柯 隆(富士通総研主席研究員)

10月18日から5年に1度の「中国共産党全国代表会議」が北京で開催される。この大会は最高指導部(政治局常務委員)の人事や党の基本路線を決める中国の最重要会議だ。今回の注目は2期目に入る習近平国家主席が政治思想を盛り込む党規約改正などを実現させ、更なる権力集中を目指すことができるのかに集まっている。しかし減速する経済をどう立て直すかなど課題も多い。難題が山積する中、習近平国家主席には本当の狙いがあるという。中国の専門家である富士通総研の柯隆(かりゅう)主席研究員に聞く。