第24回  第二十一番札所 穴太寺(京都)

saikoku33_24.jpg 西国三十三所、第二十一番札所・穴太寺(あなおうじ)。飛鳥時代末期に開創したと伝えられ、安寿姫と厨子王丸の伝承などの由緒も奥深く、人々のあつい信仰を集めてきました。札所本尊の聖観世音菩薩は「身代わり観音」としても有名で、"撫で仏"である釈迦涅槃像とともに、その霊験にあやからんと今も多くの人々で賑わいます。また境内には多宝塔を借景とする池泉築山(ちせんつきやま)式の庭園があり、京都府の名勝にも指定されています。