第23回  第二十番札所 善峯寺(京都)

saikoku33_23.jpg 西国三十三所、、第二十番札所・善峯寺(よしみねでら)。創建は平安時代中期と古く、霊験あらたかな観音さまとして信仰を集めましたが、応仁の乱でほとんどの伽藍(がらん)を失ってしまいました。その後、徳川五代将軍・綱吉の生母、桂昌院の寄進によって多くの堂宇が再建され、今に至ります。境内には桂昌院自らが植えたとされるしだれ桜や、「遊龍の松」と呼ばれる長さ37メートルの大きな松などがあり、一番の高台にある薬師堂からは京都市内が一望できます。