9月11日~15日

9月11日(月)
「暴走する北朝鮮 アメリカの決断は?」

メインキャスター:岩田 公雄
ゲスト:黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)、小倉 孝保(毎日新聞外信部長)

北朝鮮の暴挙に歯止めがきかない。頻繁に行われる弾道ミサイルの発射。世界各国から非難が集中する中、先月29日には日本上空を通過するICBMの発射、今月3日には6回目となる核実験が行われた。全ては世界に自国を認めてもらうためのアメリカへの挑発行為と目されているが、果たして北朝鮮の真の狙いは何なのか。
アメリカはどう立ち向かうのか、日本への危害は本当に起こり得るのか。そして、北朝鮮の暴走を止めるための手立ては...?北朝鮮情勢とアメリカの思惑などを専門家に聞く。


9月12日(火)
「勝機は ポスト安倍で始動加速 麻生派&岸田派の本音」

ゲスト:木原 誠二 (自民党衆院議員 岸田派)、鈴木 馨祐(自民党衆院議員 麻生派)

来年9月には自民党総裁選、年末には衆院議員の任期満了が控える。『ポスト安倍』に向け、カギを握るのが麻生派と岸田派だ。同じ旧宮沢派の宏池会を源流とする両派は、安倍首相を支えつつも、その距離感は微妙に異なる。
党内第2派閥となった麻生派は、数と政権の絶対的なナンバー2の立ち位置で、次期総裁選をどう動かしていくのか。『禅譲狙い』ともいわれる岸田派は、首相との関係で独自色を出す場面はあるのか。麻生派、岸田派の若手議員に、『ポスト安倍』の展望と戦略を聞く。


9月13日(水)
「政治家の資質を考える!政治家と秘書の関係」

ゲスト:松本 文明(自民党衆院議員)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

解散総選挙含みの秋の政局。中でも、注目されるのが国政政党として結党を目指す政治団体『日本ファースト』だ。7月の東京都議選、小池都知事率いる都民ファーストは準備期間が短かったにもかかわらず、歴史的勝利を果たした。あの戦いぶりを見れば、日本ファーストが次期総選挙の台風の目となるのは間違いない。
そして、多くの"小池チルドレン"が誕生することになるだろう。しかし、忘れてはいけないのが、政治家になる準備や覚悟が足りないまま国会議員になってしまった○○チルドレンたちが起こす不祥事の数々だ。特に自民党を離党した豊田真由子衆院議員と政策秘書の問題は衝撃的だった。そこで、今回は政治家の資質を秘書との関係から考える。


9月14日(木)
「団塊の後 三度目の日本」

ゲスト:堺屋 太一(作家)

これまでに幾度となく歴史的な転換点を迎えている日本。作家・堺屋太一氏は近代日本はすでに二度の転換点を迎えて、その都度新しい日本に生まれ変わっているという。『一度目の日本』は、明治維新から太平洋戦争敗戦までの強い国を目指した時代。『二度目の日本』は戦後の効率と安全と豊かさを追求した時代。そして少子高齢化、労働人口の減少で社会的閉塞感が漂う現代を『夢ない、欲ない、やる気ない』の『3Yない』と言われている『低欲社会』だと捉え、今こそ『三度目の日本』誕生に向かって進むべきと堺屋太一氏は訴えている。堺屋氏の考える『三度目の日本』とはどのような国なのか?日本人は何に向かって進むべきなのか?堺屋氏が唱える『三度目の日本』についてじっくり聞く。


9月15日(金)
「人工知能がもたらす光と影」

ゲスト:西垣 通(東京経済大学教授)

様々な分野で活用し注目されている人工知能。将棋や囲碁ではすでに人間を超えており、どこまで進化するのか多くの人が期待している。
しかし一方で、人間の仕事を奪うのではないか?人間の知能を上回り、制御できない存在になってしまうのではないか?というネガティブな指摘もある。また海外では人工知能による弊害がそこかしこにあらわれているという報告も出てきている。
人工知能の本質とはなにか、人工知能をどう理解すればいいのか?東京大学名誉教授で東京経済大学教授の西垣通氏に聞く。