7月3日~7日

7月3日(月)
「藤巻氏警告 2017年下半期 どうなる日本経済」

ゲスト:藤巻 健史(日本維新の会参議院議員 / 元モルガン銀行東京支店長)、斎藤 太郎(ニッセイ基礎研究所 経済調査室長)

6月末に発表された政府の月例経済報告では、景気全体について「緩やかな回復基調が続いている」として、6カ月ぶりに判断を引き上げた。さらに、『個人消費』については「緩やかに持ち直している」、『企業の設備投資』も「持ち直している」と発表。今の景気拡大は、バブル期を抜いて戦後3番目の長さになるという。しかし、実生活ではこの景気を実感できているとは言えない。そこで、2017年の下半期の日本経済はいったいどうなってゆくのかを大胆予測!景気はこのまま順調に好転するのか?庶民の暮らしはどうなるのか?誰もが知りたい経済の行く末を徹底討論する。


7月4日(火)
「小池氏笑み満開も課題も満載 どうする自公の関係は」

ゲスト:岩井 奉信(日本大学 法学部教授)、平田 邦彦(都政新聞株式会社 代表取締役)

小池都知事就任後、初めての都議会議員選挙では、小池氏率いる都民ファーストの会が第一党となり大勝した。一方、自民党は議席を半分以下に減らし、歴史的な大敗となった。国政レベルで相次ぐ自民の失策が影響し、都民は古い政治にNOを突きつけた形となった。しかし、大勝した小池氏の壁も高い...議会のチェック機能や築地市場の移転問題、東京五輪など課題などをどう克服し、新たな変革を求めた都民の期待にどう応えていくのか。さらに、国政へとどう弾みをつけていくのか。専門家から話を聞く。


7月5日(水)
「七月場所直前"荒れる名古屋"の見どころは?」

ゲスト:旭道山 和泰(元小結)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト)

新大関・高安に4横綱の対決と見どころいっぱいの七月場所だが、実は平幕優勝も一番多い場所でもある。それゆえ"荒れる名古屋"と呼ばれるのだが、歴史的に見ても、ターニングポイントとなってきた。元小結・旭道山が、過去の名勝負を振り返りながら、七月場所の見どころを解説。恒例の優勝予想も!さらに、相撲の基本である『四股』に注目。単純な動きに見えるが、実は奥深い四股。相撲の動きに必要な筋力をつけられるのだが、非常にハードな四股を深堀りする!


7月6日(木)
「いったい誰のための『規制緩和』なのか?」

ゲスト:竹中 平蔵(東洋大学教授 / 元国務大臣)、北川 正恭(早稲田大学名誉教授 / 元三重県知事)

省益や既得権益によってがんじがらめになった産業や事業の参入障壁を下げ、市場競争を促進し経済活性化を果たすため求められる規制緩和。この規制緩和を巡って『岩盤規制』『国家戦略特区』といった言葉がメディアを賑わしている。社会の構造を変え、豊かな社会を作るために特定の権益から市場開放を目的に構想されたはずの規制緩和。
しかし、今行われている規制緩和は私たちの生活にとって本当に役に立っているのか?規制緩和のテストケースとして行われるはずの特区制度が、特定の権力によって『都合がいい緩和』だけが行われていなかったのか?元国務大臣・竹中平蔵氏と、元三重県知事・北川正恭氏が、国と地方の両サイドから見えてきた規制改革の差について激論を戦わせる。


7月7日(金)
「中東の火薬庫イスラム国とカタール」

ゲスト:宮田 律(現代イスラム研究センター 理事長)

イラク軍と過激派組織『イスラム国』との戦闘が続いているイラク北部のモスルで、イラク軍は『イスラム国』のかつての拠点であった礼拝所『ヌーリー・モスク』の奪還に成功するなど攻勢が続き、『イスラム国』は壊滅寸前との報道がなされている。果たして本当に『イスラム国』は崩壊するのか?
また『カタール』に対して国交断絶を言い渡したサウジアラビアをはじめとする湾岸各国の狙いは何か?そしてアメリカ・トランプ大統領による中東外交は今後どうなっていくのか?中東の専門家で現代イスラム研究センターの宮田律理事長に聞く。