第8回  第七番札所 岡寺(奈良県)

saikoku33_08.jpg 西国三十三所・第七番札所は、岡寺。奈良県明日香村の東に位置するお寺で、元々は法相宗の祖、義淵(ぎえん)僧正によって「龍蓋寺(りゅうがいじ)」として創建されました。しかしその土地の名前から「岡にある寺」、すなわち「岡寺」として古くから親しまれています。また日本最古のやくよけ霊場としても知られており、ご本尊の如意輪観音座像は塑像(そぞう・土でできた仏像)としては日本最大で、「やくよけ観音様」として信仰を集めています。