第5回  第五番札所 葛井寺(大阪)

saikoku33_05.jpg 西国三十三所・第五番札所は、葛井寺(ふじいでら)。聖武天皇や行基など、歴史に名だたる人々が創建に関わり、今は庶民に開かれたお寺として地元の暮らしに密着しています。ご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は日本最古の千手観音で、1043本あるその腕一本一本に眼が描かれています。毎月18日には厨子が開帳され、観音会も執り行われます。また4月下旬には藤の花が咲き誇り、人々の目を楽しませてくれます。