5月1日~5日

5月1日(月)
「新世代向け雑誌『GG』編集長に聞く、今のシルバー世代とは」

ゲスト:岸田 一郎(雑誌「GG」創刊編集長)

40代から50代をターゲットにしたファッション誌「LEON」。この雑誌から生まれたコピーが「ちょい不良(ワル)オヤジ」。10数年前に一世を風靡したこの年代のオヤジたちも、もはやジジイ。
しかし、50代から60代の彼らは心身ともにまだまだ元気だ。バブルを経験した彼らの「モノ・コト」への興味は尽きない。
彼らは、シルバー世代の中になって、ひときわ輝くいわば「ゴールド」な世代。
そんな彼らをターゲットとした「GG」が6月に新創刊される。「ジジイ」と「GG=ゴールデンジェネレーションズ」を掛け合わせ命名したという。
創刊編集長は「LEON」の編集長を務めた岸田一郎氏。今回はその岸田氏をゲストに迎え、創刊に至った経緯や、「ジジイ」向けのおすすめ記事やライフスタイルなどを聞く。


5月2日(火)
「北対応どう動く?日米中露韓 軍事圧力か対話路線か」

ゲスト:辺 真一(コリアレポート編集長)、武貞 秀士(拓殖大学大学院 特任教授)

緊迫する北朝鮮情勢。アメリカは原子力潜水艦「ミシガン」を入港させ、日米韓3ヵ国はそれぞれ海上自衛隊、海軍と連携し、北朝鮮への圧力をさらに強める。
一方、北朝鮮は過去最大規模の砲撃訓練で、アメリカを威嚇する。中国は原油制限を示唆するなど北への圧力を強め、ロシアは北朝鮮との国境近くに軍を集結させるなど有事を警戒する。
長期化の様相も帯びてきた朝鮮半島情勢...6ヵ国はどう動くのか。また、金正恩氏の暴発の可能性はあるのか?そのタイミングは?専門家が読み解く。


5月3日(水)
「大相撲見どころ満載の5月場所大予想!稀勢の里時代到来か?」

ゲスト:旭道山(元小結)
コメンテーター:二宮 清純(スポーツジャーナリスト)

大相撲5月場所は見どころ満載。先場所で奇跡の逆転優勝を果たした稀勢の里。この勢いで連続優勝を果たし、一気に稀勢の里時代が到来するのか?
一方のモンゴル横綱勢では、先場所休場していた白鵬は春巡業に出場。優勝への意欲を示しているが復活なるか?
さらに3場所連続で殊勲賞を受賞した稀勢の里の弟弟子・高安や、先場所優勝決定戦まで進んだ大関・照ノ富士など虎視眈々と優勝を狙う力士たち。ブーム再来の大相撲から目が離せない。
番組では、元小結・旭道山が四股や鉄砲など稽古の裏側を解説。その基本の動きに、力士の強さの秘密があった!


5月4日(木)
「生前見積 団塊世代のコレクション経済学」

ゲスト:阪本 節郎(博報堂新しい大人文化研究所 統括プロデューサー)

昭和30年代...草創期の怪獣映画やテレビアニメに熱狂していた子供たちも、いまや50代~60代に。昔は高嶺の花で買うことができなかったフィギュア、プラモデル、ミニカーなどを大人になって買い集めている人も少なくない。
そんな彼らが、自らの死後、長年集めてきた貴重なコレクションを家族によって処分されるのは忍びないと思い悩んでいるという。
『コレクター』の価値観は家族には伝わらず、『宝物』が『ガラクタ』とみなされてしまうからだ。
この悲劇を避けるために、『生前見積』の依頼に駆け込むコレクターたちが後を絶たないという。
番組では、『新しい文化』という切り口で、この『生前見積』を徹底分析。団塊の世代の消費行動とモノに対する愛情の実態に迫る。


5月5日(金)
「トランプ政権誕生100日の評価」

ゲスト:藤原 帰一(東京大学 教授)

トランプ大統領が誕生し100日が過ぎた。最初は多くの大統領令を連発するなど華々しいスタートを切って、株式市場もトランプ相場として上昇を続けた。しかしその後は、オバマケアの代替案が頓挫するなど政権運営も順調にいかず、支持率も低迷したままだ。
そんな中、突然シリアを攻撃するなど予想できない行動をとり、オバマ政権とは違うところを世界に知らしめた。
トランプ政権のここまでの評価と今後の行方について、連休中にアメリカを取材した寺島氏と、国際政治学者の藤原帰一・東京大学教授が対談する。