2月10日  トランプ政権の中東政策

VTR出演:宮田 律(現代イスラム研究センター 理事長)、春日 孝之(毎日新聞 外信部 編集委員)

トランプ大統領によるイスラム圏7カ国からのアメリカ入国制限の大統領令で世界中に大きな波紋が拡がっている。
トランプ大統領は選挙期間中に、オバマ政権下で合意したイランの核問題に関する最終合意の見直しを示唆している。
同時にイスラエルのテルアビブにあるアメリカ大使館を聖地エルサレムに移設することを明言している。
この2つのことは、中東に再び紛争を招く可能性を秘めているという。
またイスラム国の問題も、依然解決する見通しは立っていない。
果たしてアメリカは中東問題にどう取り組んでいくのか。中東の専門家のインタビューを交えながら寺島さんが今年のイスラム・中東世界について語る。