第92回  新旧が混在する魅惑の街、大阪・阿倍野を飲み歩く

ふらり旅_第92回 居酒屋の達人、太田和彦さん。今回の旅は、再開発によって街の風景が二分されながらも、古き良き姿をとどめている大阪商人魂が残る、大阪・阿倍野地区へ。
まずは、阿倍野で生まれたといわれる平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る神社、安倍晴明神社でお参りします。続いて、300メートルを超える日本で一番高い構想複合ビル、あべのハルカスへ向かいます。再開発エリア・ヴィアあべのウォークにある、創業70年の老舗洋食「グリルマルヨシ」で名物のロールキャベツの昼食をとり、天王寺駅前の阪和商店街を散策します。
そして、お目当ての居酒屋巡りに。ヴィアあべのウォークに2011年リニューアルオープンした、創業昭和13年大阪居酒屋の最高峰とも、日本を代表する居酒屋とも言われる「明治屋」で馴染みの女将さんと再会し、銘酒を堪能します。締めは、南田辺駅前の昭和10年創業「スタンドアサヒ」で、きずし(しめさば)を味わい、女将さんとしばし談笑。

<太田和彦さんが訪ねたお店>
グリルマルヨシ
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウォーク 130

明治屋
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウォーク 1F

スタンドアサヒ
大阪府大阪市東住吉区山坂2-10-10