第30話  新たなる挑戦

宮廷女官チャングムの誓い30話 優れた医女であれば、奴婢の身分でも宮中に入れることを知ったチャングム。医女になる決意をし、改めてチャンドクの元を訪れて頭を下げる。チャンドクはチャングムに指導を始め、ほかの見習い奴婢たちはチャングムに嫉妬する。しかし、チャンドクの指導は厳しいもので、ほかの見習い奴婢たちは次第にチャングムに同情し始める。チョンホは医学を学ぶチャングムに協力する。
一方の宮中では、一人で過ごすことが多くなったヨンセンにある人物が声をかける。
チャンドクに連れられ、流刑者の診察に立ちあうチャングム。流刑者の診察は禁じられており、診察すればチャンドクも処罰を受けることになる。しかしチャンドクにはこの患者をほうっておけない理由があった。また別の患者の診察で、ほかの医者からもらったという処方せんを見たチャンドクはその医者をヤブ医者呼ばわりする。その「ヤブ医者」とは、チャングムが宮廷の菜園で一緒だったチョン・ウンベクだった。