第7話  逢遭(ホウソウ)

芦屋と安倍は、学校で再会した禅子から、妖怪のことで相談を受ける。少し前にかわった犬のような動物に噛まれた禅子。だが、噛みキズは普通の人たちには見えず、それまで妖怪が見えないはずの禅子に不思議なものが見えるようになったという。芦屋たちがその話を聞いているとき、突然、背後から狐の妖怪が姿を現した。どうやらこの妖怪は安倍のことを知っているようだが、安倍はまったくおぼえていないようで......。