第36話  クルミの実

ouno_36.jpg 朝廷では、大妃と永昌大君の処罰について意見が真っ二つに分かれていた。業を煮やしたキム尚宮は、皮肉を込めてチョン・イノンにクルミの実を送る。賢明な光海君は臣下両派閥の動向と対立を冷静に見守っていたが、ついにその均衡を破る時が来る。一方、40年以上に渡り宮中の女官を従えたヤンファダンは、息子である定遠君宅で59歳の生涯を静かに閉じるのであった。