6月3日  南海トラフ地震にどう立ち向かう 和歌山県知事の10年計画

ゲスト:仁坂 吉伸(和歌山県知事)

南海トラフ地震が起きる時には、大きな被害を受けると予想される和歌山県。最南端の串本町は地震の3分後には津波が到達すると言われている。和歌山県はその対策として、10年間にわたり河川や海岸の堤防を強化し続け、科学的にリスク評価を行ってそれまでの避難場所を変えた。また、少子化対策にも力を入れ出生率を10年で1.33から1.55へと増やすことにも成功した。さらに、ジリ貧になっていた観光客数の回復させるための具体的な対策を打ち続けている。知事に就任して10年、現在3期目を迎えた仁坂吉伸知事に、和歌山県が持っている魅力と今後の産業政策を聞く。