第49話  宿命との戦い

少恭と対決するため蓬莱に到着した屠蘇たちだったが、突然 千觴が少恭に操られ、晴雪もさらわれてしまう。屠蘇、蘭生、襄鈴は少恭の待つ宮殿へと向かうが、その前に焦冥と化した琴川の民が襲い掛かる。その頃 捕らわれた晴雪は少恭を問い詰めるが、少恭は長年 味わった苦しみや、巽芳を失った絶望を語る。一方、宮殿を目指す屠蘇たちの前に死んだはずの巽芳が現れる。彼女は瑾娘が扮した偽者ではなく、劇薬を飲んで一時的に本来の姿に戻った寂桐だった。巽芳は少恭のいる宮殿へと屠蘇たちを案内する。