第44話  忍び寄る影

屠蘇は生き返ったと思った母親、休寧が実は焦冥という毒虫に侵された抜け殻だと知り、自らの手で母親を焼く。少恭に事の真相を聞くため、屠蘇はまず江都を訪れ、子供の頃 烏蒙霊谷で千觴が風広陌と名乗っていたことを告げる。一方の少恭は1人 琴川に戻っていた。少恭は如沁に二度と琴川を離れないと告げ、如沁を喜ばせる。そんな琴川では疫病が蔓延し始めていた。少恭は民のために疫病を治す丹薬を作るが、寂桐はそれが危険な薬であることを知り...。