第33話  始皇帝の墓(前編)

雷厳から巽芳を帰してほしければ始皇帝の墓に来るよう指示された欧陽少恭は、墓に到着するや、青玉壇の弟子に中へと案内される。少恭と共に墓にやってきた屠蘇たちは、千觴が墓を見張る弟子を引きつけている間、密かに墓の内部へと侵入する。しかし墓の内部には数々の仕掛けや罠が隠されており、無数の兵俑に襲われてしまう。屠蘇たちは陵越にその場を任せて先を急ぐが、またも彼らを待ち受けていたのは無数の剣が収蔵された部屋だった。