第18話  江都の占い師

少恭は巽芳と寂桐を琴川に残し、屠蘇、晴雪と共に江都へ出発する。その道中、襄鈴や方家を抜け出した蘭生も加わり、一行は瑾娘という有名な占い師のいる花満楼を訪れるが、瑾娘は不在だった。一方、天墉城に戻った陵越だったが、すでに陵端は掌門の命令を受け屠蘇を追って下山していた。その頃、屠蘇たちのいる花満楼にようやく瑾娘が戻ってくる。瑾娘とは以前 青玉壇にいた素錦だった。少恭は素錦が法術を身につけていたことに内心、驚きを禁じ得ない。そんな中、晴雪は花満楼で兄に瓜二つの男を見かける。華裳に男の居場所を聞いた晴雪は、その男に自分の兄ではないかと問い詰めるのだったが...。