第14話  奇病騒動

少恭は琴川を離れることを決意し如沁に別れを告げるが、そんな折、琴川で若い男たちが奇病にかかる事件が発生する。男たちはいずれも精気を吸い取られて意識を失っており、付近ではキツネの姿が目撃されていた。待ち伏せていた屠蘇たちはキツネの妖魔 襄鈴を捕らえるが、襄鈴は黒装束の者が男たちに怪しげな毒を飲ませていたと告げる。そんな中、屠蘇や晴雪が黒装束を追う一方で、単独で調べていた蘭生が黒装束の男たちに捕まってしまう。屠蘇たちは天墉城からやってきた陵越と共に蘭生の行方を捜すが...。