怒りの荒野

怒りの荒野 © 1984 RETEITALIA

メキシコとの国境に近いクリフトンの町。私生児としてこの町に生まれ、養育院で成長したスコット(ジュリアーノ・ジェンマ)は、町の人たちの侮蔑と罵詈に耐えながらただ黙々と働いていた。だが、彼の心には、いつか一人前のガンマンとなり、町の人たちを見返してやろうという意地が燃えていた。そんなある日、フランク・タルビー(リー・ヴァン・クリーフ)と名乗る流れ者が町にやって来た。タルビーの馬の世話をしたスコットが、その駄賃を取りに酒場へ入った時、スコットを酒場に入れるか否かで、タルビーと町の人たちとの間で決闘となり、腕自慢のパーキンスが挑戦、タルビーに呆気なく倒された。裁判の結果、無罪となってタルビーは去った。事件の張本人と見なされ、リンチを受けたスコットは、タルビーの弟子入りを望んで後を追い・・・。


【スタッフ】
監督:トニーノ・ヴァレリ

【キャスト】
ジュリアーノ・ジェンマ
リー・ヴァン・クリーフ
アンドレア・ボシック
ワルター・リラ
イヴォンヌ・サンソン
ルカス・アマン
ほか

(1967年、イタリア/ドイツ)