第37回  絶景かな!威風堂々たる大伽藍 春の南禅寺

絶景かな!威風堂々たる大伽藍 春の南禅寺 第37回

京都市左京区にある南禅寺を訪ねる。南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山で、日本の禅寺の中で最も高い格式を持つ寺院。鎌倉時代の1291年に開かれた。広大な境内には、石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」の名台詞で名高い三門をはじめ、法堂、国宝の方丈などが並び建つ。番組では、南禅寺発祥の地・南禅院を訪れる他、南禅寺を創建した亀山法皇ゆかりの国宝の書について、専門家の解説を交えながらじっくりと分析する。また、東山の静寂が感じられる「虎の子渡し」と呼ばれる大方丈の庭園、ロケ地としてテレビドラマの中でも登場する人気の場所も訪れながら、春の気配漂う南禅寺の魅力に触れる。

解説:杭迫柏樹(日展常務理事)ほか