第2回  尾道 瀬戸内の春に舌鼓を打つ

尾道 瀬戸内の春に舌鼓を打つ 第2回

「坂の街」尾道。
山と海に挟まれたこの街は、山肌に住宅やお寺が密集するため「坂の街」と呼ばれる。まずは、尾道の宝物と呼ばれる「しみず食堂」へ。旨い肴と素朴な惣菜でちらっと一杯。〆は名物「骨しゃぶ」と呼ばれるすまし汁。漁港ならではの新鮮な風味だ。
腹ごしらえもすんだ。大宝山の千光寺にお参りといこう。境内からは尾道の街が一望できる。なるほど、「坂の街」だ。守り神に参拝。さて、散策といくか。全国的に有名なご当地食が目に入る。尾道ラーメンだ。小魚で出汁をとった、しょうゆ味のスープと背油が醸し出す郷土の味は絶品。
さぁ、夕暮れもせまった。いざ居酒屋へ。。。
尾道を代表する名店「たまがんぞう」は尾道名物の干物タマガンゾウビラメこと"デベラ"がおすすめ。炭火で丁寧に焼かれた尾道の海の幸を味わう。
カウンターに座り暮れなずむ瀬戸内の夕景を見ながら一杯やるのは最高だ・・・。

<太田和彦さんが訪ねたお店>
しみず食堂
広島県尾道市東御所町60-8

たまがんぞう
広島県尾道市土堂1-11-16